【未就学児、親子、保育園、幼稚園、子育てイベント】手遊び、童謡、童歌をたくさん歌うコンサート、リトミック

保育園などで、童謡を中心としたコンサートやリトミックのご依頼をお受けしています。

お子様向け、親子向け、あらゆる対象でプログラムをカスタマイズいたします。

お問い合わせよりお気軽にご相談ください。

 

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実績:東京都府中市内保育園にて2018年より実施(年に4回)、立川市企業主導型保育園にて月2回の実施、都内保育園父母会イベントにて実施、東京都区内保育園父母会よりコンサートのご依頼

 

大人も子どもも楽しもう

日本の四季の情景、日本語の美しさに触れることのできる童謡を歌うことで、上質な親子のコミュニケーションとなり、暖かな時間を過ごせます。楽しく、リラックスして歌を歌うことで、深い呼吸を促し、心身を整えます。

故郷や親を思う歌、花が咲いたと知らせる歌、月が出たと歌う歌、どの歌も景色をイメージしやすく、親子で歌うことでその景色や、歌う気持ちよさを共有し、親子の絆を深めます。

お散歩の最中、チューリップが咲いていたら「咲いた♪」と口から自然と歌が出て、一緒に歌いながら歩いて行く。そんな親子が増えたらいいな。そしてその思い出がその親子にとって一生ものになることを確信しています。

ぜひノゾミウタで童謡の時間を体験してください。

 

 

チラシの画像、またはPDFはこちらよりご自由にダウンロードください。

 

※オンラインの童謡リトミックのご案内はこちらをご覧ください。本ページの最後にご案内がございます。以下のご案内文章も併せてご覧いただけると嬉しいです。

 

「たったひとつの童謡が親子の絆を結ぶ」

辛い時、嬉しい時、悲しい時、楽しい時

子育ての毎日の中で一曲の童謡が全ての感情を包み込み

親子のテーマソングになることで日々を彩り

1日の最後に

‘今日も一日頑張った’

‘幸せな時間だった’

と思えることでしょう

 

このプロジェクトへの想い

子育ては家族の中だけで行うには過酷と言えます。社会の中で子どもを見守り、支え、居場所を作ることが重要だと考えます。しかしながら、子どもにとって、自分だけを見つめ、お世話し、スキンシップ、コミュニケーションを愛情深く交わす保護者の存在はとても大切です。

保護者は子どもを育てる毎日の中で、ライフスタイルが変わり、環境が変わることで戸惑い、悩みながらも子どもへの愛情や成長の喜びを噛み締めながら生きていきます。自分自身よりも子どもが優先される毎日に最初は息苦しさを感じる方も多いかもしれません。誰もが葛藤しながらも、いずれは家族全員が一つのチームとして協力し、生活をしていく幸せを勝ち取るのだろうと思います。

このように、さまざまな困難を乗り越え、家族が一つになっていく家庭の中で、子どもとの関係がうまくいかない、楽しいと思えない時期が来ることも予想できます。

そんな時にその家族にとって力になる、乗り越えるきっかけになるものの一つに、音楽があります。

 

童謡という日本の素晴らしい文化

私が童謡を広める立場になり、各所で歌うようになったのは長男を出産した後でした。

約9年前、1歳半の長男を連れて遊びに行った保育園の保育士さんに言われたのです。

「七つの子を知らないお母さんがいるんです」

それを聞いた時に私はびっくりしたと同時に、

(そりゃぁそうか)

と妙に納得しました。

私は七つの子を長男に向かってよく歌っているから当然のようにこの歌を知っているけれど、歌いかけてもらえなければ、自分が歌わなければ、歌ったことがあったとしても歌い続けていなければ、その人にとってその歌は知らない歌、なかったことになります。

歌は、楽譜やCDがそこにあっても、歌う人がいなければ消えてしまう、なくなってしまうのだと思いました。

昔から伝わる日本の童謡がなくなるのは寂しい、文化の喪失だと危機感を覚えました。

そこで、日本の四季や日本人の心情を豊かに表す童謡を歌い継ぐ、子どもたちとその保護者さんたちに童謡をたくさん歌う機会を作りたい、と思うようになりました。

 

先般の保育士さんからのご依頼で、保育園に遊びに来る地域の親子さん向けに童謡をたくさん歌う会を定期的に開くことになり、私が講師として勤めて約8年になります。

今では他の保育園さんにも童謡リトミックを実施しに行っており、歌の力と童謡の素晴らしさを広めています。

 

私自身は3児の母であり、童謡が子育てに役立っていることを実感しています。子どもが泣き止まない時、夜眠りに入る時、お散歩している時、その時に頭に浮かんだ童謡を歌うと、一緒に歌ってくれる子どものことがとても愛おしく、子育てが辛いと思った時も、童謡を歌った時のその気持ちが私自身を支えてくれています。

歌うことで気持ちを発散し、「楽しいね、嬉しいね」と目を合わせて子どもと歌うことは、保護者にとっても、子どもにとっても、かけがえのない時間になるのだと、私自身の体験から確信しています。

 

歌うことは生きること

童謡にまつわる子どもたちについての印象的な思い出があります。

長男が小学校に上がった年にコロナの影響で小学校の登校が数ヶ月なくなりました。小学校が始まっても音楽の時間には歌がなく、給食も黙食でした。

その年の初夏の頃だったでしょうか、私が台所で、季節外れのひな祭りの歌を歌いながら夕飯の準備をしていると、小学1年生の長男と年少の長女が私のところに来て「もう一度歌って」というのです。「あかりをつけましょ ぼんぼりに」と何度も何度も歌い、子どもたちも大きな声で歌って、満足そうにしている様子をみて、「音楽を、歌うことを奪っちゃいけない」と強く思ったことを覚えています。一緒に歌う喜び、声を出す気持ちよさ、童謡のシンプルなメロディと歌詞の親しみやすさ、心に響く美しさ、童謡を一緒に歌うことは多くの素晴らしい体験を含んでいるのです。

 

 

心の中の宝物=生きる力

もう一つ、私にとって重要な体験があります。

親子さん向けに童謡リトミックを行うのと同時に、高齢者施設で童謡を歌い、体操やカラダオーケストラというワークショップメソッドを使ったアクティビティを行っていました。

その施設にいる方々は認知症をお持ちの方が多くいらっしゃり、私が喋って皆さんに話しかけても会話としてお声が返って来ることがほとんどない現場でした。それでも毎回終わると「楽しかったよ」と伝えに来てくれる方もいらっしゃり、とても暖かな場でした。

ある日、その高齢者施設で、ウクレレで伴奏をしながら「あめふり」を歌いました。すると歌い終わった後に、会場にいらしたあるお一人の男性の方がお話してくださいました。

「この歌を歌いながらお母さんと手をつないで長靴を買いに行ったんだよ。」

今でも、その方のお声の調子や仕草を覚えています。そうお話くださった時、私はとても嬉しくて、「どんな長靴を買われたのですか」など質問しましたが、その後会話が続くことはありませんでした。この一言をおっしゃってくださった方は認知症をお持ちでした。

 

あめふりを歌ったことで、小さなころのお母さんとの思い出を、温もりを思い出し、笑顔で話されている姿を見て、

「童謡を信頼する大人と一緒に歌うことは、その子どもの生きる力になる」

「高齢になってもずっと持ち続けていられる大切な心の宝物を作っているんだ」

と思いました。

 

手を繋ぎ、童謡を一緒に歌い歩くことは日常の1場面だったのだと思います。

その思い出は、心の中に残り、認知症になってもその歌を歌うことで思い出し、心を温め生きる糧になっていることを目の当たりにし、なんて素晴らしいのだろうと思ったのです。

 

私が童謡を未就学児の親子さんと一緒に歌い、楽しむことは、その親子にとってかけがえのないコミュニケーションの時間となり、子どもにとって一生の宝物になる生きる力を作っているのだと信じて活動しています。



 

童謡を楽しむ2つの形

ノゾミウタでは

1、童謡リトミック(リアル開催)

2、童謡リトミックオンライン(保育施設向け、一般ご家庭向け)

の2つの形態をご用意しています。

 

●童謡リトミックオンラインは、

保育施設さんが契約する形と、一般のご家庭向けのご契約と分けておりますので、こちらをご覧ください。

 

●加藤が直接お伺いし童謡リトミックを開催します!

開催規模によって形態を変えて、ご希望に添えるように努めますのでお気軽にご相談ください。

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